好きなことと、いろいろ

上野の繁華街の道端でコロナウイルスへの国の対策がいかにダメかを熱弁してるひとがいて、
その人の話を、小さい爺さんがパックの鬼殺し飲み散らかしながら、なのに先生の話を聞く新入生みたいな純粋な顔で、なぜか道に正座しながら聞いてて
私の好きな東京のカオスなところが出てて書き留めたくなった。

満員電車で前のひとの携帯の数独がゲームオーバーになってるの、なんか堪らなく愛おしくて、好き。

あと、服や髪でちゃんと自己表現をしている人が好き。心から尊敬します。ゴスロリだったり、ロン毛だったり、

周りの目という壁を乗り越えて、流されないで、誰かからの評価とかじゃなくてちゃんと、自分のやりたい気持ちに応えてあげてるの、すごいなぁっておもうんです。かっこいいなと。わたしはとても人からの評価を気にしてしまう人間だから。

自分によってるなぁと思うんです、最近。昔は嫌いだった自撮りも撮るようになりました。でもそれでいいなと。この今の瞬間の小さな喜びをしっかり噛み締めることがなによりなによりも大切だなぁと思うんです。それがいわゆる幸せなのかなぁと。だから今日私可愛いな、と思えた日には自分の姿をちゃんと写真に残しておくようになりました。

あともう一個。

どうも私は、高くて綺麗なものを与えられる喜びよりも、安くて欠陥だらけのものを工夫して上手に活用できたときのあのパズルのピースがはまるような喜びの方が大きいみたいです。なんでもそう。宿でも家でも状況でも。